未払い報酬・代金の内容証明とは?行政書士が作成方法と注意点を解説

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未払い報酬・代金の請求には、内容証明を

「仕事をしたのに報酬を払ってもらえない」

「商品を納品したのに代金が振り込まれない」

「何度催促しても相手が支払ってくれない」

このような未払いの問題で悩んでいませんか?

電話やメールで催促しても支払ってもらえない場合、
内容証明(内容証明郵便)を利用して
正式に支払いを請求するという手段があります。

この記事では、未払い報酬・代金を請求する際の内容証明について、
コピーライター出身の行政書士がわかりやすく解説します。

LINE(諏訪ナベドコロ行政書士事務所)


■未払い報酬・代金の請求に内容証明を使うべき理由

未払いの報酬や代金を請求するだけなら、
電話やメール普通郵便でもできます。

その一方で、内容証明(内容証明郵便)を利用すべき
理由の一つが、「いつ、どのような請求をしたのか」を証拠として残せることです。

例えば、
「○月○日に納品した○○の報酬10万円を、○月○日までに支払ってください」
という請求書を内容証明で送ったとします。

この場合、
「誰が誰宛に、いつどのような内容で、いくら請求したのか」を
郵便局に記録として残すことができますので、
後になって

「そんな請求は受けていない」
「そんな内容ではなかった」
などと言われるリスクを回避することができます。


■内容証明郵便とは?

内容証明郵便とは、郵便局が
「いつ、どのような内容の文書を、誰から誰宛に送ったか」
を証明するサービスです。

注意点としては、内容証明によって証明されるのは、
文書の内容等であって、その文書に書かれている内容が事実であることではありません。

例えば、
「私は相手に100万円を貸した」
と書いた内容証明を送ったとしても、
借用書でありませんので
郵便局が「本当に100万円を貸した」
と証明してくれるわけではありません。


そのため、契約書、請求書、メール、納品記録、振込記録など、
実際の取引を裏付ける資料を整理しておくことが重要です。


■未払い報酬・代金の請求で内容証明を使えるケース

内容証明(内容証明郵便)は、さまざまな金銭請求に利用できます。

〈未払い報酬〉

・フリーランス・個人事業主の未払い報酬

・Webライティングの報酬

・デザイン料

・ホームページ制作費

・動画制作費

・業務委託料

などです。特に私も以前はフリーランスのコピーライターでしたが、
個人事業主やフリーランスの場合、納品したにもかかわらず
報酬が支払われないというトラブルが発生することがあります。

〈商品代金の未払い〉

商品を販売・納品したにもかかわらず、
代金が支払われない場合にも内容証明(内容証明郵便)は利用できます。

・商品を納品したが代金が未払い

・請求書を送ったが支払期限を過ぎても入金がない

・継続的な取引先からの支払いが滞っている

といったケースです。


■未払い報酬・代金の内容証明には何を書けばいい?

実際の内容はケースバーケースですが、
一般的には次のような事項を整理して記載します。

① 請求者の住所・名前誰が請求しているのかを明確にします。
② 相手方の住所・会社名(名前)誰に対して請求しているのかを明確にします。
③ 契約・取引の内容どのような仕事・商品についての請求かを記載します。
④ 未払い金額請求する具体的な金額を記載します。
⑤ 支払期限いつまでに支払ってほしいのかを明記します。
⑥ 支払方法銀行口座への振込など、支払方法を記載します。
⑦ 支払われない場合の対応期限までに支払いがない場合に、
どのような対応を検討するのかを記載することもあります。

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■内容証明の出し方(郵便局持ち込み)

内容証明(内容証明郵便)の出し方には、郵便局に持ち込む方法と、
オンラインで申請できるe内容証明(電子内容証明)があります。

郵便局に持ち込む場合は、文面そのもの(原本)と、その写し(通常は2通)が必要です。
まず差出人・受取人の住所氏名、文書の日付、本文を記載した文書を同じ内容で3通用意します。
さらに、印鑑や身分証明書、郵便料金・手数料の準備も必要です。(出典:日本郵便「内容証明」)

内容証明の作成・発送に必要なものは以下のとおりです(出典:日本郵便「内容証明」別ウィンドウで開きます)。

文書(謄本)同じ内容の文書を3通作成
(受取人への送付用・差出人の保管用・郵便局での保管用)
封筒 受取人用の封筒を1通用意
(差出人と受取人の正確な住所・氏名を記載)
差出人・受取人の正確な情報住所・氏名は住民票や登記簿謄本記載の内容と
封筒の記載を完全に一致させます
印鑑差出人の認印(法人の場合は代表者印が望ましい)
訂正時にも使用するため郵便局へ持参する
料金内容証明の加算料金と郵便物の料金を準備する
(加算料金は480円、2枚目以降は1枚につき290円増)

平日に郵便局へ行く手間や、封筒等を準備する手間を考えますと、
24時間、どこからでも申請できるe内容証明(電子内容証明)がおすすめです。


■e内容証明郵便(電子内容証明)とは


e内容証明郵便(電子内容証明)」は、
日本郵便の「電子内容証明サービス」を利用して、
内容証明郵便をインターネット上から差し出せるサービスです。
通常の内容証明郵便と同じく、配達証明・謄本送付を選択することで
郵便局が「いつ、どのような内容の文書を差し出したか」を証明します。

〈e内容証明の特徴〉
郵便局に出向かずに利用できる
24時間いつでも、内容証明をインターネットで手続き可能
封筒等の準備をしなくて良い

諏訪ナベドコロ事務所では、
e内容証明郵便(電子内容証明)の代理作成・代理発送を行っています。
※通常の内容証明で出す場合は、文章作成の代理は可能です。

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■未払い報酬・代金の内容証明Q&A

Q1. 未払い報酬・代金は内容証明で請求できますか?
はい、未払いの報酬や商品代金について、内容証明郵便で請求することは可能です。内容証明は「いつ・誰に・どのような請求をしたか」を証明できるため、正式な請求手段として利用されています。

Q2. 内容証明を送れば必ず支払ってもらえますか?
いいえ。内容証明には支払いを強制する効力はありません。ただし、正式な請求として相手に意思を伝えられるため、支払いのきっかけになることも多いです。

Q3. 内容証明は自分で作成できますか?
はい、自分で作成することもできます。ただし、請求金額・契約内容・支払期限などを正確に整理する必要があるため、不安な場合は行政書士へ相談してください。

Q4. メールや電話で請求するのと何が違いますか?
メールや電話でも請求はできますが、内容証明は郵便局が「差し出した日時・相手・文書の内容」を証明します。請求した事実を正式に残したい場合に適しています。

Q5. フリーランスの未払い報酬にも使えますか?
はい。ライター、デザイナー、Web制作、動画編集など、業務委託契約による未払い報酬の請求にも利用されています。

Q6. 内容証明を送る前に準備するものはありますか?
契約書、請求書、見積書、メール、納品記録、振込履歴など、取引内容がわかる資料を整理しておくとスムーズです。事実関係を時系列でまとめておくことも大切です。

Q7. 行政書士は未払い相手と交渉できますか?
行政書士は内容証明などの文書作成をサポートできますが、相手方との法律上の交渉や訴訟代理は行えません。紛争性が高い場合は弁護士への相談が適切です。


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    【事務所】諏訪ナベドコロ行政書士事務所
    【担当者】行政書士・コピーライター 渡邊哲史
    【所在地】〒392-0001 長野県諏訪市大和3-15-17
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